サステナビリティ

晴海エリアへの
将来貢献に向けて

地球環境問題の深刻化が指摘される中、持続可能な社会の実現に向け、不動産についても環境への配慮が求められています。

大塚グループでは、企業理念のもと、事業を通じた社会課題の解決に取り組み、自らの持続的な成長と健康でサステナブルな社会の実現に貢献する事を目指しています。その為、「事業活動」、「事業活動と連動した社会貢献活動」、「事業活動の基盤」のすべてを“「サステナビリティの実現に向けた取り組み」(=企業が果たすべき社会的責任)”であると定義し、積極的に取組みを推進しています。

私達は、新しく生まれる街に、本来持っている晴海の街の魅力や強みを継承・発展させることで環境・社会の課題解決に貢献したいと考えています。不動産セクターからのCO2排出量は、全体の約4割をしめ、更に増加し続けておりますが、環境やエネルギーに配慮したリノベーション工事(晴海エリアがもともと持っていた歴史ある建物群(倉庫)を再利用)を実施したCROSS DOCKは、一般的な建物と比較して不動産としての価値の向上、街としての魅力の向上や地域への安心安全の向上などにも繋がると考えます。

更に、昔ながらの良さと最新テクノロジー、倉庫とオフィスなど一見相反するように見えるものを美しく両立させる魅力的なモノを創り、気候変動やあらゆる災害にも対応できるような設備を兼ね備えていくことで、地域社会・経済への寄与はもちろん、晴海エリアとの調和・親和・多様性に繋がっていくような発信を行っていきたいと考えております。

CROSS DOCK HARUMIの
ESGへの4つのインパクト

環境・エネルギーに配慮した建物は、一般的な建築物と比較し不動産としての価値の向上、
街としての魅力の向上や地域への安心安全性の向上などに繋げる事ができると考えております。

経済的なリスク・リターンという2軸だけでなく、社会的なインパクトという第3の軸も意識しております。
(不動産が中期的に生み出す価値を踏まえなければならない事柄)

快適な生活をおくる為に健康性・快適性の向上
(健康に配慮した快適オフィス)

スペースを贅沢に使った広い共有スペース(約1,000坪)を設置。(ルーフトップ・レストランカフェ・シェアオフィス)
モダンな雰囲気に仕上げたエントランス。アートが空間にアクセントを加えます。閉塞感を感じそうなエレベーターホール側にはガラスを採用。
倉庫の特性を活かした高い天井等魅力ある空間は、光や景色、窓を開け聞こえる音や風までも個性として活用する事が可能な快適空間。
周辺に高い建物がないため、抜けた眺望を存分に楽しめます。バルコニーで潮風を感じながらリフレッシュにも最適。

文化的な社会の為に地域社会・経済への寄与
(雇用・イノベーションの創出)

元倉庫なので天井高や耐荷重等の特性を活かし、造作物の設置も可能ですのでレイアウトには無限の可能性があります。
ラボ・研究所等にも適した空間。従来のオフィスの枠を超え空間を自由に使える利点を活かし様々な業態へ展開。
大型のリフター(3t対応)等の特性を活かしてイベントや撮影、Weddingも実施。いたるところに飾ってあるアートが空間にアクセントを加えます。
ギャラリースペースにして外へ見せる活用方法も面白く、企業のイメージ向上にも役立ちます。

より健やかな環境の為に気候変動への対応(省エネルギービル)

オーナー名大塚倉庫株式会社

建築物の名称
CROSS DOCK HARUMI

本建物のZEB化は、高効率空調機による個別空調方式の採用とLED照明による照明制御を中心に多くの省エネ対策を実施します。BEMS設備にてシステムのエネルギーの見える化による省エネ制御を行い消費エネルギーの大幅削減を実現します。
エネルギー使用状況を見える化して運用すること等により消費エネルギーの大幅削減を図ります。

エネルギー消費量55%削減エネルギー消費量55%削減

省エネルギー性能

東京都環境建築フォーラム好事例対象として発表

ZEBとは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称。
快適な室内環境を保ちながら、省エネと創エネにより、「建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物」
2017年度にZEBReadyを取得。東京都環境建築フォーラムにて好事例として発表。

思いやりのある社会の為に災害への対応
(耐震性・備蓄倉庫・環境衛生等)

リノベーション工事後 「財団法人 日本建築防災協会」の耐震診断基準において、「想定する地震動に対して所要の耐震性を確保」と評価される。
今後起こりうるであろう様々な災害への備えとして、備蓄倉庫・除菌消毒ゲート設置。
エリアへの貢献として2020オリンピック・パラリンピック大会組織委員会様や警視庁様から感謝状も拝受。

不動産も地球環境問題への
対応力が
問われる時代へ

環境問題の深刻化 SDGsの実践に向け 環境価値の高い不動産環境問題の深刻化 SDGsの実践に向け 環境価値の高い不動産

マテリアリティ(重要項目)
主に関連するSDGs
(持続可能な開発目標)

環境(エネルギー、水、資源、生物多様性等)

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
13 気候変動に具体的な対策を
15 陸の豊かさも守ろう

社会(オフィス環境、健康、快適、災害への安全安心等)

3 すべての人に健康と福祉を
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを

経済(不動産価値、イノベーション、企業価値等)

8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう